基本のプリン

基本のプリン

初めても・けんプリンを作るなら、プリンを作ったことある方も、はじめて作る方も、まずは”基本のプリン”から作ってみてください。 

卵と牛乳、砂糖といういたってシンプルな素材の組み合わせで贅沢なスイーツに変わってしまうプリンを一度作れば、きっとその魅力の虜になってしまうはず。

何度も作っているレシピだからこそ、自信を持ってお教えすることができます。

さて、プリン作りの肝になるカラメル。苦味が効いたもの、琥珀のように美しい色合いのもの、カラメル無しが好きな人もいるかもしれません。

基本のレシピでは、なるべく火を入れて苦味がピリッと際立つカラメルを目指しています。

最初に、3枚のカラメルの写真を見てください。

カラメルの仕上がりの見極め方

鍋肌から色づき始める
全体に濃い色に。まだ火は止めない!
目安は黒糖シロップのようさ黒さまで

1枚目は砂糖のカラメル化が始まり、べっこう色に色づきはじめたところ。ここから一気に焦げていくので火を止める数秒の差で苦さや風味に違いが出ます。

2枚目は甘さと苦さが両立しているくらいの焦げ具合。ここではなく、さらに火を入れ、3枚目の黒糖シロップのような、バルサミコ酢のような黒さになるまで、火を止めたい衝動をぐっと堪えます。

準備時間
10分
調理時間
30分
出来上り
4人分

Ingredients

カラメル
  • グラニュー糖 ・・・50g
  • ・・・大さじ1
  • ・・・ 大さじ2

プリン液
  • 全卵(Mサイズ) ・・・2個
  • 卵黄 ・・・2個
  • グラニュー糖・・・ 60g
  • バニラビーンズ・・・1/2本
  • 牛乳・・・300g
  • お好みの洋酒・・・小さじ1

Direction

① <カラメルを作る>鍋にグラニュー糖と水を加えて中火にかける。鍋縁が茶色く色づき始めたら、時々鍋をゆするようにして色が均一になるようにする。カラメルが濃く色づいたらお湯を加えて、鍋を揺すって馴染ませたら火を止める。耐熱容器に均等に注ぎ入れる。
② <プリン液を作る>ボウルに卵を割り入れ、卵黄とグラニュー糖を加え、ホイッパーで泡立てないよう、卵白を切るようにときほぐす。
③ 鍋に牛乳を注ぎ、バニラビーンズはさやに縦に切れ目を入れ、包丁の背で種をこそげ取る。鍋に取ったバニラの種と残ったさやを入れ、中火にかける。鍋縁に小さな泡がふつふつと出てきたら火を止め、ふたをして10分おいてバニラの香りを移す。
④ ②の卵液に③で温めた牛乳を2~3回に分けて注ぎ入れ、ホイッパーでそのつどしっかりと混ぜ合わせ、好みの洋酒を加えて混ぜる。一度、茶こしなどでこして溶けきれなかった卵白やバニラのさやを取り除く。
⑤ ①で用意した耐熱容器に④のプリン液を均等に注ぐ。耐熱容器をバットに移し、40度程度のお湯をカラメルの高さまで注ぐ。150度に予熱したオーブンで30分ほど湯煎焼きする。粗熱が取れたらラップをし、冷蔵庫で一晩冷やす。



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